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世界の記憶「直指」の国際イベント 9月1日開幕=韓国

聯合ニュース 8月23日(火)18時53分配信

【清州聯合ニュース】現存する世界最古の金属活字本である「直指心体要節」(直指)の価値にあらためて光を当てる国際イベント「直指コリア国際フェスティバル」が9月1日から8日まで、忠清北道清州市の清州芸術の殿堂と古印刷博物館周辺で開催される。

 同フェスティバルを主催する清州市は2001年に直指が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に登録されたのを記念し、03年から「直指祭り」を開催した。05年にはユネスコ直指賞を制定し、両イベントを隔年で開催してきた。今年初めて両イベントを統合した国際イベントを開催する。

 世界最古という歴史的な意味だけでなく、直指の持つ独創的な価値に注目するためテーマを「直指、世の中を起こす」とした。

 会場の入り口には直指を表現した造形物「直指ウォール」が立てられる。テーマ展示では「直指、金色の種」をテーマに無限の潜在力を持つ直指をモチーフにした作品が展示される。

 英国やカナダなど世界的な名声を得ている11カ国、35組のアーティストも参加し、57点の作品をリリースする。作品の80%以上が同フェスティバルのために作られた。

 特に世界3大産業デザイナーの1人とされるロン・アラッド氏が直指をモチーフにデザインした「直指パビリオン」に注目が集まっている。同作品は本を伏せたような形で、高さ12メートル、広さ64平方メートルあり、イベント期間には講演などが行われる。

 公演や多様な体験イベントも用意された。電子書籍リーダーの「キンドル」を開発したジェイソン・マーコスキー氏や、マジシャンのイ・ウンギョル氏、バイオリニストのパク・ジヘ氏ら、文化、歴史、科学、芸能などの分野の著名人8人が講演を行う。

 初日にはユネスコ直指賞授賞式が開かれる。6回目を迎える同賞の受賞者は中南米の国が共同設立した「Iberarchivos-Programa ADAI」が選ばれた。

 フェスティバルの組織委員会関係者は「直指の創造精神を生かすための多様なイベントを準備している。世界的なデザイナーが参加するテーマ展示などは想像以上のおもしろさを与えるだろう」と話した。

最終更新:8月23日(火)19時11分

聯合ニュース