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業歴126年、銘酒「国の寿」酒蔵の目野酒造(株)が破産へ

東京商工リサーチ 8/23(火) 12:29配信

 目野酒造(株)(TSR企業コード:870446630、法人番号:8290001053259、柳川市三橋町百町766、設立昭和5年10月、資本金1900万円、目野忠治郎社長)は8月22日、事業を停止し、破産手続きを柳沢賢二弁護士(柳沢法律事務所、福岡市中央区舞鶴2-2-11、電話092-720-5366)に一任した。
 負債総額は約2億円。
 明治23年(1890年)8月創業、126年の歴史を持つ酒蔵。水郷で知られる柳川で創業し、代表銘柄の銘酒「国の寿」は100年余の実績があり、地元福岡産の山田錦を精米し、自社培養酵母で高温糖化酒母により仕込まれ、全国新酒鑑評会で金賞を受賞したこともある。このほか本格米焼酎「まゆり」なども造り、柳川唯一の酒蔵として営業していた。
 酒類卸売業者や筑後地区の酒店などを中心に販売し、平成9年9月期は約2億4000万円の売上高をあげていたが、以降は消費者の日本酒離れや消費の冷え込みが需要低迷に拍車をかけ、売上高が減少した。27年9月期は売上高約1億1800万円に落ち込んだうえ、原料高などで収益が悪化し資金繰りが逼迫し、今回の措置となった。

東京商工リサーチ

最終更新:8/24(水) 13:51

東京商工リサーチ

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