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【MLB】ヤンキースの核は田中将大!? 米メディアが存在感の大きさを検証

Full-Count 8月23日(火)8時16分配信

若返り策もPO進出に希望を残すヤンキースを支える右腕

 19日(日本時間20日)エンゼルス戦で3年連続2桁勝利を飾ったヤンキース田中将大投手。ベテラン選手を放出し、若手起用に切り替えたチームの中で、その勇姿は手本のように光った。自身4試合連続無四球と安定感ある投球で先発ローテを牽引する27歳右腕だが、地元メディアは「マサヒロ・タナカがチームの核になれることを証明」と題した記事で、その存在感の大きさを指摘している。

田中将大のNPB・MLBでの年度別通算成績

 シューメイカー(エンゼルス)、カーショー(ドジャース)に続き、今季メジャーでは3人目となる3試合連続8奪三振以上無四球を達成した田中は、7月27日アストロズ戦から打者123人を連続無四球とするなど安定感抜群。今後コンビを組むことになる新人捕手サンチェスとの息もぴったりで、先発ローテの軸たる姿を見せた。

 8月1日のトレード期限を前に、ベテラン選手を放出したヤンキースだが、8月21日現在、63勝60敗と勝ち越しており、ワイルドカード争いでは2位オリオールズまで4ゲーム差と、プレーオフ進出の可能性を残している。これにはエースでもある田中の奮起が大きく影響していると、米スポーツサイト「エリート・スポーツNY」はつづっている。

先発25試合でチームは18勝7敗と大きく勝ち越し

 記事によれば、今季田中が先発した25試合で、ヤンキースは18勝7敗と大きく勝ち越している。10勝ながら勝ち星、防御率(3.24)、9回あたりの与四球数(1.51)、被打率(.234)はチームトップ。野球選手を総合評価するスタッツWARは3.6で、チーム内の誰よりも高く、9回あたりに許した本塁打数は0.89で、メジャー移籍後最も低い値になっているそうだ。

 メジャー1年目の2014年には右ひじ靱帯の損傷が見つかり、靱帯再建手術の代わりにPRP療法を受けて戦列復帰。右ひじには時限爆弾を抱えていると言われることもあるが、もし今季ヤンキースに田中がいなかったら、どうなっていたか。記事では、田中が投げた25試合が勝率5割だった場合を検証。この計算式を21日現在の勝敗に当てはめると、57勝65敗と大きく負け越している計算になる。

 先発ローテの一角を担っていたイオバルディが右ひじ靱帯再建手術を受け、今季絶望となった今、プレーオフ進出を目指すためにも、また来季以降のチームにつなぐ意味でも、田中将大はヤンキース全体にとって、大事な核となる人物であると言えそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8月23日(火)9時12分

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