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極東開発工業、ボルボの超大型ダンプをOEM生産-インドで年600台規模

日刊工業新聞電子版 8月23日(火)13時57分配信

ボルボのシェアの約半分を担当

 極東開発工業はインド事業で、スウェーデン・ボルボからダンプトラックのOEM(相手先ブランド)生産を受注した。車軸4軸以上の超大型ダンプを供給する。超大型は欧州系が強く、国土が広いインドの市場規模は年約2000台規模で、このうちボルボはシェア7割でトップ。極東開発はボルボが同国で手がける超大型ダンプの半分弱を手がける。インドを含む2018年度海外売上高目標70億円(15年度は約20億円)の達成に弾みをつける。

 ボルボ向けダンプのOEMはすでに始まっており、生産台数は月を追うごとに上げている。年内に月産ベースで約50台規模、年間600台ペースまで高まる見込みだ。極東開発は国内大手特装車メーカーの一角。日本で培った品質や性能、技術がボルボから高評価を得た。ボルボとの取引実績は他社からのOEM獲得の弾みにもなる。インド市場で存在感のあるトラック世界大手スカニア(スウェーデン)や、独ダイムラーなどからの受注も狙う。

 極東は12年にインド企業との合弁でダンプ年産1200台、ミキサー車同480台可能なインド工場を稼働。調達車台に架装したオリジナル車や、トラックメーカーにスポットでダンプをOEM供給している。ただ、現地ダンプ市場の商流は、完成車メーカーブランドを特装メーカーがOEM供給するのが一般的で、極東は苦戦していた。ミキサー車も厳しいが現地トップ企業の市場在庫がようやく減り、市場が正常化しつつある。極東はボルボからの受注を機にインド事業を軌道に乗せる。

最終更新:8月23日(火)13時57分

日刊工業新聞電子版