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佐賀県庁の車、車検切れで走行 19日間気付かず286キロ 通知メール見落とす

佐賀新聞 8月23日(火)10時36分配信

 佐賀県は22日、建築住宅課で管理する公用車のバン1台を、車検が切れたまま使用していたと発表した。7月20日の車検期限後19日間気付かず、延べ9日間、計286キロ走行していた。昨秋は別の部署で同様の事態が判明し、県は再発防止策を庁内に通知していたが、建築住宅課は「通知のメールを見落としていた。担当職員の引き継ぎも不十分だった」と陳謝した。

 車検の期限は通常、当初予算編成時の1月に確認している。4月の人事異動時に引き継ぎが不十分で、担当職員が8月8日、予算執行状況を確認して失効に気付き、使用を中止した。今月12日に車検を完了した。

 建築住宅課の永田弘課長は「課内全員のコンプライアンス(法令順守)意識を高める。運転する車は公的な財産であり、点検をもっと習慣づけたい」と話した。

 県は昨年11月、再発防止策としてダッシュボードや運転日誌に次の車検満了日を記したシールを貼るよう通知していた。今回は新たに車検管理簿を作成し、点検態勢の状況を県総務事務センターへ毎年報告するよう求める。

 県が公用車663台を調べたところ、いずれも有効期限内だった。

最終更新:8月23日(火)10時36分

佐賀新聞