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中国、月に地球観測用の「有人レーダー基地」を計画中

sorae.jp 8月23日(火)10時5分配信

先日には量子科学実験衛星を打ち上げた中国から、さらに野心的な宇宙開発計画が伝わってきました。なんと同国は有人のレーダー施設を月面に設置し、地球の観測を行うことを計画していると報じられているのです。
 
このレーダー施設では宇宙飛行士が滞在するための居住空間と、高さ50メーター級の巨大なアンテナが計画されています。その目的は科学的、あるいは防衛関連のモニタリング用途です。なんと、レーダーから発せられた電波は地上だけでなく、地中や海中の様子も観測可能。このことからこのレーダー施設では天候変化、地震活動、農業や北極の氷の変化についての調査が期待されているのです。
 
なお計画は今年の前半にスタートし、科学者たちはすでに240万ドル(約2億4000万円)の予算を中国の宇宙局から与えられています。
 
ただし月はその地球からの遠さから、レーダーをかなり強力にするか、あるいはアンテナをかなり巨大なものにする必要があります。そのため、専門家からは「コストに見合うメリットが得られるのか」という疑問も投げかけられています。
 
ただ、この計画を主導するGuo Huadong教授は「月面のレーダー施設は強力なレーダーを照射するためにメリットがある」と主張しています。また、中国政府は2020年までにこの計画において「大きな進展」を期待してるとのことです。
 
正直突拍子もないアイディアのようにも聞こえる中国の「月面レーダー施設」計画。しかし、中国なら本気かもしれない…と思わせるほどの同国の宇宙開発にかける情熱は、正直うらやましいですね。

最終更新:8月23日(火)14時23分

sorae.jp

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