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道の駅15駅長が新組織立ち上げ 全国先駆け民主導、催し企画

福井新聞ONLINE 8月23日(火)18時4分配信

 福井県内に15カ所ある「道の駅」の連携を強めようと、15駅の駅長が22日、新たな活動組織「ふくい道駅会」を立ち上げた。行政主導の「駅長会」はこれまでもあり活動していたが、駅を運営する指定管理者が主導して企画を打ち出していくことで、県内道の駅のレベルアップを目指す。12月11日に、福井市のハピリンの屋根付き広場ハピテラスで物販などを行う第1弾の連携イベントを開催する方針を確認した。

 県内の道の駅は、施設整備を行政が担い、民間事業者が運営する方式が多い。県が事務局となっている「県道の駅連絡会」内に駅長会はあったが、行政主導型で横の連携が希薄だったという。一方でここ数年、新たな道の駅が相次ぎ誕生。大野市、勝山市、美浜町にも整備計画があり、ほぼ全県に道の駅が広がってきたことから、実務者レベルで新たな活動を模索する必要があると判断した。

 この日、福井市の県立図書館で開かれた本年度第3回の駅長会で道駅会の設立を決めた。会長には、道の駅西山公園の伊藤努駅長が就いた。

 12月の連携イベントでは、全15駅がブースを設け、物販やPR活動などを行う方針。大鍋やもちつきなどの実施も検討する。会合では、「イベント当日限りの記念切符を発行できないか」と提案があり、実現の可能性を探ることで一致した。

 伊藤会長は報道陣に「これまでは一駅一駅の工夫で誘客していたが、今後は他のいいところを吸収し合いながら、全体の底上げを図っていきたい」と意気込みを語った。

 伊藤会長によると、運営事業者を主体とした全県レベルの組織は全国に先駆けた取り組みといい、「目的意識を持って、守りに入らないのが民間の強み。全国に道の駅の在り方を提案する役割も担いたい」と話した。

福井新聞社

最終更新:8月23日(火)18時4分

福井新聞ONLINE