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バルーン世界大会会場、大雨で被害 佐賀・嘉瀬川河川敷、泥堆積の復旧急ぐ

佐賀新聞 8/23(火) 11:07配信

 10月28日から佐賀県佐賀市で開かれる熱気球世界選手権主会場の嘉瀬川河川敷が、6月の大雨により競技エリアの芝と水路に泥が堆積して排水機能が落ち、一部は大会での使用が困難な状態になっていることが分かった。洪水被害を緩和する河川敷の役割を考慮し、冠水対策はしていなかった。市は22日、被害が大きいエリアで泥の除去作業を始め、開幕までの2カ月で復旧できるよう急ぐ。

 佐賀市は2015年4月から5億4957万円かけて河川敷を整備、今年4月には3100万円かけて競技エリア7万平方メートルに芝を植えていた。

 6月22日、市では24時間の雨量が6月の観測史上最大となる240ミリを記録。嘉瀬川河川敷は冠水し、運ばれた泥が競技エリアの芝と、雨水を川へ排水する水路に堆積した。芝の一部は根腐れを起こした。市農村環境課の担当者は「ある程度の冠水は予測していたが、今回の泥の量は想定外」と頭を抱える。

 市は現場確認や復旧方法の決定、予算の確保に2カ月を要した。工事は9月末までに、被害がひどい芝5000平方メートルの張り替えと、100メートルの水路約20本の泥を除去する。費用は会場整備事業費の残りと予備費で補うが、予算額は概算を理由に明かしていない。

 芝が育つには約2カ月かかり、大会までの猶予はほとんどない。秀島敏行市長は「もう一度整備する必要が出たが、復旧に全力で努める」と強調した。

最終更新:8/23(火) 11:07

佐賀新聞

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