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NSブルースコープ、タイで金属めっきライン増設を検討

鉄鋼新聞 8月23日(火)6時0分配信

 新日鉄住金と豪ブルースコープ・スチールの建材薄板合弁事業、NSブルースコープ・コーテッドプロダクツ(NSBS)は、タイで第3金属めっきライン(MCL)の増設に向け検討に入った。9月にも開くNSBS取締役会で最終判断する。

 NSBSタイランドはラヨン県マプタプットに建材薄板の生産工場があり、現在の年産能力は冷延鋼板が36万トン、めっき鋼板が32万4千トン、カラー鋼板が7万5千トン。建材薄板を加工するライサート事業も3拠点ある。
 めっき鋼板を造るMCLは現在2基あるが、第2MCLは新日鉄住金の高耐食性鋼板「スーパーダイマ」を造れるよう改造工事を実施。昨秋からまず建材向けに量産してきたが、このほど複数の電機メーカーからもスーパーダイマの受注を果たした。
 NSBSタイランドの第1MCLはガルバリウム鋼板専用、第2MCLはスーパーダイマとガルバリウム鋼板の兼用生産ラインだが、今後建材だけでなくNSBSの新たな柱となる家電向けでもスーパーダイマの生産が増え、能力が不足する可能性が高まっていた。
 NSBSタイランドは、冷延を含めフル稼働の状態が続いている。今後もタイ市場では着実な需要増が見込まれ、第3MCLではスーパーダイマの増産で供給余力が低下する住宅向け屋根材といった建材薄板の増産がテーマになりそうだ。
 NSBSはタイ、インドネシア、マレーシア、ベトナムなど東南アジアや、米国子会社のスチールスケープ社を通じワシントン州カラマとカリフォルニア州ランチョで建材薄板を生産している。各国事業の中でも、タイ事業は生産量、収益性ともにNSBSの中核的な存在と位置付けられている。

最終更新:8月23日(火)6時0分

鉄鋼新聞

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