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防災訓練に米オスプレイ 佐世保市、離島救助を想定

佐賀新聞 8月23日(火)11時21分配信

 長崎県佐世保市は、「防災の日」の9月1日に陸上自衛隊相浦駐屯地などで実施する防災訓練に、米海兵隊オスプレイが参加すると明らかにした。市の離島救助を想定して運用する。

 午前9時半から正午までで、駐屯地から約60キロ離れた宇久島で地震や大雨災害が発生したと想定し、負傷者救助と救援物資の搬送を訓練する。オスプレイは相浦駐屯地から宇久島を1往復する予定。

 市防災危機管理局によると、米オスプレイの参加は、海上自衛隊から提案があった。市は「さまざまな災害がある中で、多方面からの支援を想定すべきと判断し、提案を了承した。自衛隊へのオスプレイ配備を想定したものではない」と説明している。

 米軍の動向を監視する市民団体リムピース佐世保の篠崎正人氏は、米オスプレイの訓練参加について「自衛隊基地を使うことからも、国内での米オスプレイの活動を広げる狙いがあるのは明らか」とみる。「防災訓練という形を取っているが、米軍機の参加は根拠に乏しい。将来的には自衛隊と共用する佐賀空港での活動を見越していると考えられる」と指摘する。

最終更新:8月23日(火)11時21分

佐賀新聞