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【MLB】ドジャース先発陣が次々負傷 前田健太が開幕ローテ唯一の生き残りに

Full-Count 8/23(火) 11:20配信

左腕カズミアーが首と背中の張りで精密検査、DL入りの可能性も…

 ドジャースのスコット・カズミアー投手が首と背中の張りから、23日(日本時間24日)にロサンゼルスで精密検査を受けることがわかった。球団公式サイトが伝えている。実績抜群の左腕が故障者リスト(DL)入りするとなれば、今季開幕時からドジャースの先発ローテーションを守り抜くのは、前田健太投手ただ一人という異常事態となる。

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 カズミアーは22日(同23日)の敵地レッズ戦で先発し、2回2/3を投げて6安打4失点と打ち込まれたが、ゴンザレスの1試合3本塁打を含む7アーチと打線が爆発。18-9でドジャースが乱打戦を制していた。

 記事によると、カズミアーは長らく首と背中の不調に患わされていたという。ロバーツ監督は「スコットはフィジカル的な問題と戦っている。彼は自分のできることはやっているが、身体の状態がよくなければ、技術的な面で影響が出る」と左腕の現状について説明した。特に首の問題があると、キャッチャーに向かって正対できず、投球動作中に体が開く傾向になるという。

 ロバーツ監督は「現時点でDLは考えていない」と言うが、MRI(磁気共鳴映像検査)の結果次第では「その決断もある。今、球団にとっての最良の方策を検討したい。数日間で答えは出す」としたそうだ。

すでにDL入りのカーショーとウッズ、新人ストリップリングは安定せず

 もしカズミアーがDL入りすれば、ドジャースの開幕ローテーションは前田を除き、全滅となる。エース左腕クレイトン・カーショー、左腕アレックス・ウッズは、すでにDL入り。ルーキー右腕のロス・ストリップリングは安定感に欠け、マイナーと行き来を繰り返し、救援への配置転換も検討されている。

 昨オフにポスティング制度を利用してメジャー移籍を果たした前田は、肘などの故障の懸念から8年総額2500万ドル(約25億400万円)という格安基本年俸に出来高が厚く盛り込まれる異例の契約内容と結んだ。開幕前は、前田こそ健康に不安を抱える人物だと思われていたが、大方の予想を覆す活躍を続けている。

 前田は今季24試合に先発し、12勝7敗で防御率3.29と抜群の安定感。勝利数はチームトップを誇る。開幕前には故障が懸念された前田だが、野戦病院と化したドジャース先発陣で、実に頼もしい鉄人ぶりが光っている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8/23(火) 13:38

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