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「通勤中」にケガ… 労災保険が使えるケースと使えないケース

マネーの達人 8/23(火) 5:29配信

自宅から会社まで毎日通勤をされている方が大多数だと思います。

その通勤途中で、「駅の階段から落ちて骨折した」や「自転車で通勤していたら、転んで大けがをした」など自分の身に降りかかるかもしれません。

しかし、労災保険では「通勤」が労務提供に不可欠な行為であることから労災保険の適用になっています。

ただし、すべての通勤について適用されませんので注意が必要です。

労災保険の「通勤」について

労災保険における「通勤」とは、就業に関し、

(1) 住居と就業の場所との間の往復
(2) 就業の場所から他の就業の場所への移動
(3) 住居と就業の場所との間の往復に先行し、又は後続する住居間の移動
これらの移動を合理的な経路及び方法により行うことをいいます。

■「就業に関し」とは

通勤は、その移動が業務に就労するため又は業務を終えたことにより行われるものであることが必要です。

■「住居」とは

労働者が居住して日常生活をしている家等で、業務に就業するための拠点となる場所です。

また台風などにより一時的にホテル等へ宿泊するときは、そのホテル等が住居とされます。

■「就業の場所」とは

業務を開始し、終了する会社等の場所をいいます。

外勤業務に従事する労働者で、会社に寄らず直行の場合、自宅を出てから最初の用務先が業務開始の場所となり、最後の用務先が業務終了の場所となります。

しかし、外勤業務でない労働者の場合の直行・直帰中の災害は「通勤災害」ではなく「業務災害」となります。

■「合理的な経路及び方法」とは

合理的な経路については、労働者が会社へ届けている通勤経路が一般的に該当しますが、通勤のために通常利用する経路が、複数経路あってもいずれも合理的な経路となります。

また、合理的な方法については、

・鉄道・バス等の公共交通機関を利用する場合
・自動車
・自転車
・徒歩等

の通常用いる手段が、一般的に合理的な方法となります。

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最終更新:8/23(火) 5:30

マネーの達人