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【ブラジル】物価上昇勢い増す 食品価格影響

サンパウロ新聞 8月23日(火)4時0分配信

 政府の公式インフレ指標である広範囲消費者物価指数(IPCA)によると、2016年7月のインフレ率は0.52%と、前の月の0.35%よりも大きかった。ブラジル地理統計院(IBGE)が10日発表、伯メディアが同日付で伝えた。

 7月の結果により、今年1月からの物価上昇率は4.96%となった。これは15年同時期の6.83%よりも小さい。また、今年7月までの12カ月間の物価上昇率は8.74%と、15年7月までの8.84%を0.1ポイント下回った。

 このところ徐々に弱まってきていた物価上昇の勢いが7月に強さを取り戻したことについて、IBGEの価格指数コーディネーターのエウリナ・ヌネス氏は、様々な食料品の価格が大きく上昇したが、それらの中でも特にフェイジョン(いんげん豆)と牛乳の値上がりが激しく、それがインフレ率上昇の主な要因になったと説明する。

 IBGEのまとめによると、今年7月にはフェイジョンの価格は32.42%上昇、牛乳は17.58%値上がりした。米の価格も上がったが、上昇率はこれらよりも控え目な4.68%だった。ヌネス氏は、フェイジョンと牛乳の価格高騰はいずれも天候の問題に起因する供給量不足によるものだとしている。

サンパウロ新聞

最終更新:8月23日(火)4時0分

サンパウロ新聞