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<台風9号>9人けが、浸水428棟に…避難者も 入間市が支援要望

埼玉新聞 8月23日(火)23時4分配信

 埼玉県内では、23日も台風9号の影響が続いた。県消防防災課のまとめによると、同日午後3時現在で、県内の家屋などの浸水被害はさいたま市や所沢市、羽生市などで計428棟(床上浸水66棟、床下浸水362棟)。避難所は所沢市と志木市にそれぞれ1カ所あり、避難者数は秩父市1、所沢市12、志木市4の計17人(秩父市は自主避難)。志木市本町2丁目の一部に避難勧告が出ている。

 通行止めは、サイクリングロードの三郷幸手自転車道線で、三郷市三郷と松伏町金杉の計2カ所。負傷者は、春日部市で86歳の女性が強風にあおられて転倒してけがをするなど計9人(重症1、中等症1、軽症7)に上った。

 県農業支援課によると、県内全域の田畑で浸水が見られたが、水はほぼ引いており、農作物への被害は少ないとみられる。蓮田市にある大豆の栽培地が一部浸水しているため、引き続き調査を行う。

 県は被災者に対し、個人事業税や不動産所得税、自動車税など県税の減免措置を取る。22日以降の期限までに申告や納付ができない場合、2カ月以内の範囲で延長する。

 入間市は23日、上田知事あてに被災地の再確認と応急対策復旧、被災者支援などの要望書を提出。また関東地方整備局から土のう600袋の支援を受けた。同市によると、22日に霞川の流域で矢口橋付近の護岸が崩壊したり、豊岡4号橋が流出。藤田堀では護岸の崩壊により民家の基礎が崩れ、3世帯が避難した。

最終更新:8月24日(水)0時18分

埼玉新聞