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【ブラジル】付加税が足かせ 輸入車販売低迷続く

サンパウロ新聞 8/23(火) 4:01配信

 ブラジル自動車輸入・製造業者会(Abeifa)に加盟する輸入車18ブランドの2016年7月の販売台数は前月比19.7%増、前年同月比37.1%減の3337台だった。16年1~7月累計は前年同期比43.6%減の2万1537台。同会発表として伯メディアが8日付で伝えた。

 同会のジョゼー・ルイス・ガンヂーニ会長は、政府が依然として輸入車に対して付加税を課していることが、低調な販売の一つの要因だとしている。ブラジルへ自動車を輸入する南米南部共同市場(メルコスール)域外の国の企業には、製品価格の35%という輸入税が課されるほか、国内で生産する企業よりも30ポイント税率が上乗せされた工業製品税(IPI)が課される。ガンヂーニ氏は声明の中で「仮にIPIの30ポイント上乗せがなかったら、我々は上期の損失のかなりの部分を取り戻していただろう」としている。

 IPIの30ポイント上乗せは、認められている輸入台数(月間400台)の上限を超えた場合に課される。ガンヂーニ氏は「この経済状況下で、今日、400台という上限を超えた輸入製品をブラジル国内で販売することは不可能だ。我々の価格は国産車との競争で生き残れるものではない。それに伴って我々は4年前から販売店を失っており、もっと多くを失う深刻なリスクを負っている」としている。

サンパウロ新聞

最終更新:8/23(火) 4:01

サンパウロ新聞