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【ブラジル】ブラジル人旅行者は大消費家 「旅先の思い出」を買う

サンパウロ新聞 8月23日(火)4時2分配信

 経済危機、高インフレ、経費削減などに直面しているにもかかわらず、ブラジル人は世界の中で最も消費が大きい旅行者であるということが、デンマークに本部を置く格安航空券・ホテル検索サイト「モモンド」(momondo)の調査で明らかになった。伯メディアが15日付で伝えた。

 同調査によると、ブラジル人旅行者の98%は出発時には持っていなかった新たな品物を携えて旅先から戻ってくる。旅先で購入されるそれらの品物で目立つのは衣類・履物(63%)、香水・化粧品(48%)、電気製品(45%)で、これら3分野の消費に関してはブラジル人が世界で最も旺盛だという。

 世界20カ国において旅行にまつわる習慣などを探った同調査によれば、トルコ人も旅行中に盛んに消費(物品購入)するようだ。旅先で何らかの物品を購入して持ち帰ると答えたトルコ人は全体の98%と、ブラジル人と同率だった。ブラジル、トルコに次いで高い割合を示したのは中国人(97%)、ノルウェー人(95%)、ロシア人(95%)などだった。これらとは逆に、オーストラリア人とドイツ人は、旅先で何かしらの品物を新たに購入して持ち帰るとの回答が最も少なかった。

 旅先で購入する物について、いくつかの品目群別に聞いてみた。

 「土産物」を購入するとの回答が多かったのはロシア人(80%)、ポルトガル人(77%)、イタリア人(68%)、中国人(68%)、そしてブラジル人(67%)だった。

 「衣類・履物」を買うとの回答はブラジル人(63%)が最も多く、オーストラリア人(47%)、トルコ人(47%)、ノルウェー人(45%)、デンマーク人(43%)などが続いた。

 「香水・化粧品」を買って帰る人が多かったのはブラジル人(48%)、中国人(39%)、トルコ人(34%)、ノルウェー人(33%)、ロシア人(26%)だった。

 「電気製品」もまたブラジル人(45%)がトップで、以下はトルコ人(26%)、中国人(25%)、オーストラリア人(15%)、オランダ人(11%)という結果だった。

 モモンドのブラジルにおけるオペレーション責任者、ペドロ・コレイア氏は「ブラジルの人々の旅行支出が減少しているにもかかわらず、特に国外において、ブラジル人旅行者らは依然として消費の高いポテンシャルを維持し、旅行と買物行動とを関連付けていることを我々の調査は証明している」と話す。

 では、一体なぜ、ブラジル人旅行者達は旅先で買い物をするのか。モモンドが調べたところ「旅先の思い出が欲しい」(66%)という回答が「友人や家族へプレゼントするため」(60%)を上回り最多だった。また、国外旅行に関しては、「ブラジルよりも安価で買える物を購入する」という人が39%、そして「ブラジルで手に入らない物を購入する」という回答が26%という結果だった。

 コレイア氏は「この調査の興味深い発見は、ブラジル人はトルコ人、ロシア人に次いで3番目に旅先の思い出を持ち帰りたがる国民だということだ。ノルウェー人とスウェーデン人は最もそういうことをしない人達だ」としている。

 調査は2016年1月6~13日に実施された。ブラジルでは18~65歳の973人から回答を得た。

サンパウロ新聞

最終更新:8月23日(火)4時2分

サンパウロ新聞