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ワークステイ事業で学習会

紀伊民報 8月23日(火)16時33分配信

 和歌山県田辺市龍神村で、過疎集落の活性化や再生に取り組んでいる龍神寄合会(後藤昇会長)はこのほど、都市部の若者らが、農家に泊まりながら農作業を手伝うワークステイ事業について、理解を深める学習会を龍神村安井の市民センターで開いた。

 同事業は、龍神寄合会の前身「中山路生活圏寄合会」の取り組みとして県の「過疎集落再生・活性化支援事業」を受けて2013~15年度に実施。和歌山大学観光学部の学生が農家に泊まりながら、稲刈りなどの農作業を体験して農家と交流した。

 本年度から龍神寄合会として、中山路地域だけでなく龍神村全域にワークステイの取り組みを広げることにし、農家らが集まって説明を受け、今後の取り組みや進め方について意見交換しようと学習会を開いた。冒頭、後藤会長は「各種団体との横の連携を取りながら事業を進めていきたいので、よろしくお願いします」とあいさつした。

 事業に関わってきた和大観光学部長の藤田武弘教授の講演があり、3年間で農家延べ17戸、学生延べ34人の参加があったことを報告した。近年は全国的に農村に対する意識が変化して、憩い、癒やし、学びがあると感じる世代が増えており、特に若者の農村志向が高まっていることを指摘。農村交流の先進地、長野県の事例を紹介した。

最終更新:8月23日(火)16時33分

紀伊民報