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能ばやしコンサート楽しむ

紀伊民報 8月23日(火)16時33分配信

 能楽師が演奏を披露する能ばやしコンサートが20日、和歌山県上富田町朝来の上富田文化会館であった。演奏後、能楽器の演奏体験もあった。

 上富田町、町教育委員会の主催。笛は赤井要佑さん=兵庫県宝塚市=、小鼓は上田敦史さん=兵庫県丹波市=、大鼓は森山泰幸さん=奈良市=、太鼓は上田慎也さん=大阪府熊取町=が奏者を務めた。司会は、金春流太鼓方の上田悟さん=大阪府和泉市=が務めた。5人は能楽協会大阪支部に所属している。

 司会の上田さんは演奏前、曲目を紹介し、稽古の難しさなどを解説した。その後4人が能「道成寺」の一部を演奏。笛の高らかな音色や太鼓の軽快な音などが重なり合い、会場は厳かな雰囲気に包まれた。

 能楽器の演奏体験では、参加者が奏者から指導を受けた。小鼓の演奏を体験した白浜町富田の大野保子さん(69)は「音を響かせるのが難しかった。演奏も聞けて、伝統的な日本文化を感じた」と話した。

 上田悟さんは「生の能の音楽を聞き、心で感じてほしい。能楽器の演奏も体験してもらえて良かった」と述べた。

最終更新:8月23日(火)16時33分

紀伊民報