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ライン博士の遺徳しのぶ 白山・桑島、化石壁を世界に紹介

北國新聞社 8/23(火) 2:55配信

 第34回ライン祭は22日、白山市桑島のライン博士顕彰碑前で開かれ、地元住民ら約50人が桑島化石壁を世界に紹介したドイツのヨハネス・ユストゥス・ライン博士の遺徳をしのんだ。

 ライン博士顕彰会の山下惠信会長は式辞で、1874(明治7)年に博士が桑島で化石を発見した功績に触れ「当時は日本の地質学が未発達で、わが国に地質学が芽生えるきっかけとなった」とたたえ、出席者が献花した。

 白山恐竜パーク白峰で行われた記念イベントでは、博士の業績をまとめた短編映画が上映された。アルバータ大(カナダ)のマイケル・コールドウェル博士が「ヘビの起源と進化」と題して講演し、地元の白嶺中の1年生11人が化石調査を体験した。

 ライン博士は白山登山の帰りに桑島化石壁で植物化石を採集し、友人の地質学者が論文を発表した。以降、化石調査が盛んになり、これまでに壁とその周辺で動物化石の新種16点が発掘された。

北國新聞社

最終更新:8/23(火) 2:55

北國新聞社