ここから本文です

留学生「金沢らしさ」に感動 ジャパン・テント「職人めぐり」

北國新聞社 8/23(火) 2:55配信

 「第29回JAPANTENT―世界留学生交流・いしかわ2016」(北國新聞社特別協力)は5日目の22日、金沢の伝統工芸や歴史ある街並みを味わうプログラム「まるごと金沢・職人めぐり」が、金沢市中心部で始まった。茶席や街歩きなどを楽しんだ留学生は「金沢らしさを感じた」「もてなしの心に感動した」と、工芸王国・金沢で育まれた文化の奥深さに感じ入った。

 観光名所などを巡る「まいどさんと歩く金沢」は、ひがし茶屋街や長町を訪ねる4コースで行われ、留学生が金沢観光ボランティアガイド「まいどさん」とともに散策を楽しんだ。

 まいどさんが英語で説明するコースでは、英語ガイドを12年務める山本修躬(おさみ)さん(73)が兼六園を案内し、由来や歴史を紹介した。ギリシャ出身のゲオリギウ・アギスさん(33)=名古屋大=は「とてもきれいで美しい庭だ。英語のおかげですんなり分かり、興味深かった」と話した。県文化財保存修復工房も訪れた。

 同市中村記念美術館旧中村邸で開かれた「和室文化体験」では、留学生が茶道の作法を学んだ。実際に茶せんで抹茶をたてるなどして茶の湯に触れた留学生は、心尽くしの一服にほっとした表情を見せた。韓国出身の柳珍兒(ユジナ)さん(19)=創価大=は「丁寧なもてなしに感動した。抹茶は苦いけど、とてもおいしく感じた」と話した。

 同市のしいのき迎賓館では、郷土玩具「加賀八幡起(おき)上(あが)り」の絵付け体験が行われ、留学生とホストファミリーが絵の具で個性豊かに人形を彩った。今井金箔(きんぱく)で金箔貼り、県観光物産館で和菓子作りの体験も行われた。

北國新聞社

最終更新:8/23(火) 2:55

北國新聞社