ここから本文です

ロクテ選手、虚偽報告で全スポンサー契約失う-エアウィーヴも

Bloomberg 8月23日(火)6時35分配信

2016年リオデジャネイロ五輪の競泳で金メダルを獲得した米国代表のライアン・ロクテ選手はリオ五輪中に強盗被害に遭ったと虚偽の訴えをしたことを認めたため、全てのスポンサー契約を失うことになった。

国際的水着メーカーのスピード米国法人と日本のマットレスメーカー、エアウィーヴは22日、ロクテ選手との契約を打ち切ると発表した。同じくスポンサー契約を結んでいた米衣料品のラルフ・ローレンも契約は更新しないと表明した。

英ペントランド・ブランズの傘下にあるスピードは声明を発表し、ロクテ選手(32)との契約料のうち5万ドル(約501万円)をブラジルで貧困層の子供たちを支援する慈善団体に寄付することを明らかにした。ロクテ選手は10年以上にわたってスピードとスポンサー契約を結んできた。

スピードは「当ブランドが長きにわたり保持してきた価値観に反する行動を見逃すことはできない」と説明し、「ロクテ選手のこれまでの活躍に感謝を表明する。今回の経験から学び、前進することを望む」とコメントした。

ロクテ選手のスポンサー企業で残るジェントル・ヘア・リムーバルも契約を打ち切ると発表したとESPNは伝えた。ESPNが匿名の業界専門家の話を引用して伝えたところによると、ロクテ選手のスポンサー契約額は事件当時、約100万ドルだった。

ロクテ選手は当初、3人のチームメートと共に乗っていたタクシーを止められ、銃を突きつけられて金品を奪われたと警察に訴えていたが、警察の調べで実際はガソリンスタンドで器物を損壊、警備員と争って損害賠償金を支払っていたことがわかった。同選手は自身の行為と話の一部を誇張したことを謝罪、米テレビにこの出来事を話した際に酔っていたと説明した。

原題:Ryan Lochte Losing All His Sponsors After Rio Robbery Lie (抜粋)

エアウィーヴとの契約打ち切りを追加して更新します.

Stephanie Hoi-Nga Wong, Eben Novy-Williams

最終更新:8月23日(火)9時15分

Bloomberg