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ウィーラーNZ中銀総裁:急速な利下げの必要性見当たらず

Bloomberg 8月23日(火)7時12分配信

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のウィーラー総裁は23日、インフレ率押し上げのため金利をさらに引き下げる意向だとする一方、急速で連続的な利下げは正当化されないとの考えを示した。

同総裁は中銀のウェブサイトに掲載された声明で、「リスクの見通しとバランスを踏まえ、政策変更なしの立場が正当化されるとも、急速な緩和の立場が正当化されるとも確信していない」と発言。「急速で連続的な利下げは持続不可能な成長加速や生産能力面の制約を招く結果となるとともに、既に過熱が深刻化している不動産市場をさらに煽(あお)ることになる」と指摘した。

NZドルはウィーラー総裁の発言を受けて上昇。コメントの内容は次の利下げが9月の次回政策決定の機会よりも、11月となる公算が大きいとの中銀からのシグナルを補強する形となった。

NZドルは声明発表直後に一時0.5米セント余り上昇。ウェリントン時間午前9時27分(日本時間同6時27分)時点では1NZドル=0.7288米ドルとなった。

原題:Wheeler Says RBNZ Sees No Need for Rapid Interest-Rate Cuts(抜粋)

Matthew Brockett

最終更新:8月23日(火)7時12分

Bloomberg