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【個別銘柄】鉄鋼や原油関連安い、日清食品Hや小野薬高い、建設上昇

Bloomberg 8月23日(火)11時47分配信

23日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

鉄鋼株:新日鉄住金(5401)が前日比3.4%安の2034円、JFEホールディングス(5411)が2.8%安の1470円など。野村証券は22日付リポートで、7月の粗鋼生産などの統計は高炉生産の緩やかな回復を示唆する内容だったが、同月末の在庫が例年に比べて一段と減少するほどの生産動向ではなかったと指摘。円高によるマイナス影響やシームレス鋼管や厚板などエネルギー分野の価格低迷などを踏まえると、高炉の業績には依然として厳しさが残るとの見方を示した。鉄鋼は東証1部業種別の下落率2位。

原油関連株:石油資源開発(1662)が3.3%安の2245円、国際石油開発帝石(1605)が2.2%安の886.6円、コスモエネルギーホールディングス(5021)が5.6%安の1097円など。22日のニューヨーク原油先物市場でWTI先物9月限が前営業日比3%安の1バレル=47.05ドルで終了。世界的な供給超過が長引く中、イラクが輸出を拡大する計画を明らかにしたうえ、ナイジェリアでは武装組織が敵対行動を停止して政府と交渉する意向を示した。

日清食品ホールディングス(2897):5.1%高の5970円。JPモルガン証券は22日付で投資判断を「アンダーウエート」から「オーバーウエート」、目標株価を5400円から6500円に引き上げた。全く期待していなかった海外事業の第1四半期業績モメンタムはポジティブ・サプライズ、今後のトップライン成長が期待できると指摘。2017年3月期営業利益予想を288億円から290億円(会社計画270億円)、来期を299億円から363億円に上方修正した。

小野薬品工業(4528):5.8%高の2981.5円。がん免疫薬「オプジーボ」の血液がん向けを年内にも発売すると23日付日本経済新聞が報じた。年内の保険適用を目指すのは血液がんの一種で難病の「ホジキンリンパ腫」。オプジーボは皮膚がんの一種の悪性黒色腫(メラノーマ)や肺がんの治療薬として使われているが、9月には腎細胞がんにも適用され、17年3月期中に4つのがん治療に使われる見通しとしている。

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最終更新:8月23日(火)15時27分

Bloomberg