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尾張の菓子撒き文化とドローンが融合! 新サービス登場/愛知・岐阜

Webマガジン コロカル 8/23(火) 12:22配信

コロカルニュースvol.1819

愛知県を中心とした尾張地方の伝統行事である“菓子まき”。これは結婚式など、祭事にお菓子を撒く文化のこと。最近では行われることも減っているそうなのですが、この独自の文化を絶やさないための新しい試みが行われています。

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それがなんと、小型ドローンによる菓子まき! 岐阜県各務原市のテクノプラザに拠点を置く会社〈空創技研プロペラ〉が、このたびドローンによる菓子まきのサービス提供をスタートしました。

その方法は、ドローン本体に開閉操作が可能な専用ボックスを取り付け、遠隔操作によってお菓子をまくというもの。一回のフライトで投下できるお菓子の量は、おおむね500g程度なんだそう。改正航空法に適合した飛行なので安全です。菓子まきを楽しむ人たちも同時に撮影されるので、イベントの記録にもなります。

このドローン菓子まきが2016年8月15日、岐阜県恵那市の夏祭りの演出として初お目見え! サービスを手掛ける〈空創技研プロペラ〉代表の櫻井優一さんから、イベントの様子を教えて頂きました。

「当日は3回ほどお菓子をまきました。未就学児童と小学校低学年のグループに分けましたが、主催者予想を超える人数が集まり、お菓子が取れなくて泣く子もいました。『泣くほどのことかな!?』とも思いましたが、まあ、泣くほど悲しかったのでしょう。お菓子パワーすごいです。とにかく食いつきがすごくて、子供ウケは抜群すぎるほどでした。」

「1回あたり500gほどまきますが、盛り上がりを考えると、倍の1kgは必要になりそうなので、今後は投下量を増やせるように改良していきます。」

櫻井さんがこのサービスを始めたきっかけは、知人との「ドローンで空からお菓子を撒いたら盛り上がるのではないか」という何気ない会話から。2016年5月末頃より試作、テストを重ねて、ついにサービスとして提供されることになりました。またこの試みには、ドローンの普及のために、“ドローンは楽しい”というワクワクする気持ちになってもらって、一歩でも身近な存在になれれば、という狙いもあるのだそう。

次回以降のドローン菓子まきの予定は、9月11日(岐阜県郡上市)、10月22日(神奈川県相模原市)。最新テクノロジーであるドローンと、伝統行事のユニークな組み合わせは一度体験してみたいですね。

information
空創技研プロペラ
住所:岐阜県各務原市テクノプラザ1-1VRテクノセンター3階
TEL:058-379-5900


writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

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最終更新:8/23(火) 12:22

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