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<玉川奈々福>25日浅草でイベント 浪曲で描く恋物語「今に生きる人に楽しんでもらえる新作」

まんたんウェブ 8月24日(水)11時44分配信

 リオデジャネイロ五輪が終わり、4年後は東京五輪だ。あの素晴らしいサンバの閉会式を見ると、東京のエンターテインメントって何があるの?と思ってしまう。でも、江戸っ子を楽しませ、今も続く伝統芸能が東京にはある。浪曲の玉川奈々福さんの会「ぜんぶ新作。玉川奈々福のほとばしる純情浪曲!」が25日、東京・浅草の浅草寺近くにある木馬亭で開催される。今回は浪曲で描く恋物語。「今に生きる人に楽しんでもらえる新作」だ。

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 浪曲、浪花節の世界は、一昔前は「古くさい」と言われがちだった。ところが、最近は若い浪曲師が増え、お客さんもすっかり若返った。奈々福さんは2001年に浪曲師として初舞台。後輩がなかなか入ってこなかった時代もあったが、今では若手を支える先輩のお姉さんだ。

 「9年前、うちの師匠(玉川福太郎さん)が亡くなった(事故で急逝)んですが、最近のお客さんは、師匠のライブを知らない方がほとんど。この10年で新しいお客さんが生まれているってことなんですよ。若手も伸び伸びやってます。お涙ちょうだい(の浪曲を)やらないんです。自分で考えて、面白いという浪曲をやってるんです。(昨年暮れに急逝した)国本武春師匠のお陰もあって、若い演者が育ってきています」

 師匠をプロデュースした連続の会を開き、昨年は「笑点」司会の春風亭昇太さんらをゲストに自ら「浪曲破天荒列伝」(全5回)を開き、「満席に感極まるものがありました」としみじみ語る。

 そして「ほとばしる純情浪曲!」は、自分が今やりたい、伝えたい新作を演じ、個性的なゲストも楽しんでもらおうという企画だ。今回演じるのは、オリジナルの「金魚夢幻」。一匹の金魚と金魚師の恋物語だ。

 「新作を考えることこそ、浪曲とは何かを突き詰めることになる。古典の構造を知らないと新作は作れない。とても手間がかかる。古典の方が楽かもしれない。でも浪曲って何なのか、考えたいじゃないですか。昔は『こんなに一生懸命、浪曲をやっているけれど世間と違和感があるなあ』と思ってましたが、今はそうではない。変わってきています。落語もそうでしたが、浪曲のことを人々は1回忘れたから、違和感なく入ってくれるんです」

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最終更新:8月24日(水)11時44分

まんたんウェブ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。