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納期を従来の3分の1に短縮する、受注生産品のボールねじ

MONOist 8月24日(水)7時55分配信

 日本精工は2016年8月1日、新規開発・補修需要向けとして、専用設計が必要な受注生産品の短納期を可能にする「Premium Lead Timeボールねじ」を発表した。

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 同社は1980年代に、一般的な使用条件や環境を想定してナットや軸の長さ、軸端部の形状や寸法を標準化した「標準ボールねじ」を業界で初めて在庫化した。約3日で納入できる体制をとっている。

 また、2016年2月にはWebシステム「Click!Speedy」を導入。標準ボールねじと同じナットの仕様で、顧客は軸の長さや軸端部の形状・寸法を自由に設定できるようになった。

 今回新たにラインアップされたPremium Lead Timeは「受注生産品」のボールねじについても短納期で顧客に納入できる仕組みだ。これにより、試作評価機や自動車関連装置、補修部品向けに高まっているボールねじの短納期要求に対応する。

 専用作図システムから生産準備までの短納期の仕組みと、多品種少量生産の専用生産ラインを構築。この結果、従来は設計仕様確定後、約40~70日を要していた受注生産品の納期を、2分の1~3分の1となる20日に短縮した。まずは、需要が大きいチューブ式ボールねじから対応を開始し、今後、順次対象を拡大していくという。

 同社は、本製品の売上として2018年度に3億円を目指すとしている。

最終更新:8月24日(水)7時55分

MONOist