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【ドイツ】VW、部品メーカーと和解で生産再開へ

NNA 8月24日(水)9時0分配信

 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)と、契約をめぐる不和から同社への供給を停止していた部品メーカー2社は23日、和解に達した。VWはこの問題をめぐり国内6工場で生産縮小に追い込まれ、2万7,700人の従業員に影響が及んでいた。VWの発表を元に、BBC電子版が伝えた。
 VWへの供給を停止していたのは、座席を手掛けるカー・トリムと、ギアボックス向け鋳鉄部品を手掛けるESオートモビリグス(Automobiliguss)。VWとこれら2社は20時間にわたる協議の末、供給再開で合意した。これを受け、VWは徐々に通常生産を再開する。2社はVWが排ガス不正問題の影響で一方的に契約を破棄したとして、合わせて5,800万ユーロの損害賠償請求を起こしているが、この点に関する和解内容は明らかにされていない。
 VWは、北部ウォルフスブルク(Wolfsburg)の本社工場と、北部のエムデン(Emden)およびブラウンシュバイク(Braunschweig)、東部ツウィッカウ(Zwickau)の各工場で既に生産を一部見合わせていたほか、中部のカッセル(Kassel)とザルツギッター(Salzgitter)の工場でも間もなく一部生産停止に踏み切る予定だった。いずれも5~8日間にわたり、こうした措置を続ける計画だった。
 VWはこれらの工場で「ゴルフ」や「パサート」などを生産する。これら人気モデルの生産縮小による損失額は週7,000万ユーロに上るとの試算もあり、業績への影響が懸念されていた。[労務][環境ニュース]

最終更新:8月24日(水)9時0分

NNA