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リオで見えた課題…若い世代の台頭ない日本サッカー

東スポWeb 8月24日(水)10時0分配信

【武田修宏の直言!!】リオ五輪が終わったけど、サッカー男子の手倉森ジャパンは「メダルを狙う」と言っておきながら1次リーグ敗退だったね。正直、勝てる大会だったし、メダルを狙えるチャンスもあっただけにふがいないよ。特にサッカーの場合、メダルを取った他競技よりも多くの予算を使って、この結果なんだから本当にダメでしょう。

 指導者仲間に話を聞くと、日本は少子化に加えて、スポーツの多様化で、才能のある子供が他の競技に流れているそうだ。五輪でも活躍したラグビーとかテニス、体操にも興味を持つ子供が増えているから、五輪のような大きな舞台で、もっと競技の魅力をアピールしないとサッカーに取り組む子供が減るんじゃないかな?

 サッカー男子決勝のブラジル―ドイツ戦を見てもわかるように10代の若い選手が躍動していた。サッカー大国には優秀な選手がどんどん出てくるけど、日本はかなり停滞しているかな。日本サッカー協会は、選手を育成するために、もっとお金と時間、情熱をかけないといけないよね。

 東京五輪に向けてはもちろんだけど、サッカー界の将来を考えれば、いま動きださないと手遅れになる。4年後にメダルを狙うのであれば、しっかりとした監督とコーチをそろえる必要がある。早く準備に入るべきでしょう。

☆武田修宏:たけだ・のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

最終更新:8月24日(水)10時31分

東スポWeb