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黄海漂流する北朝鮮男性を救助 亡命意思など調査中=韓国

聯合ニュース 8月24日(水)12時25分配信

【仁川聯合ニュース】黄海の韓国側海上でまたも北朝鮮住民が救助された。韓国の保安当局で調べを受けている。

 黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い延坪島(仁川市)の漁業者などによると、24日午前7時10分ごろ、延坪島周辺の海上で男性1人が発砲スチロールにつかまって漂流しているのを観測任務にあたっていた韓国軍の兵士が発見した。

 ちょうど近くを航行していた韓国漁船が7時15分ごろ男性を救助した。漁船の船長は延坪島に帰港し、軍当局に男性の身柄を預けた。

 男性は20代後半の北朝鮮住民とされる。漁船の船長は「北から来たのかと尋ねたが答えなかった。後で言葉を発した時に北の方言を使うのを聞き、北の人だと分かった」と話している。

 保安当局は男性が自ら脱北したのか、遭難したのかを調べている。韓国で暮らす意思があるのかも確認中だ。

 当局の関係者は、北朝鮮住民が午前に救助されたことは認めたが、具体的な内容は明かせないとした。

 今月7日にも海洋警備当局が仁川海域で漁船に乗った北朝鮮住民3人を発見している。平安北道から出発した住民で、すぐに韓国入りを希望したことから情報機関の国家情報院に引き渡された。

 この数年、黄海を通じ韓国に逃れる北朝鮮住民が増えている。2011年2月に漁船で南下していた31人のうち4人が韓国入りを希望し、27人は北朝鮮に戻った。同年11月に木造船で南下した21人は全員が韓国入りした。14年8月には仁川市江華郡の島に2人が、昨年10月にも同じ島に1人がそれぞれ泳ぎ着き、いずれも韓国での暮らしを希望した。

最終更新:8月24日(水)12時28分

聯合ニュース