ここから本文です

芥川賞『コンビニ人間』総合首位キープ 3度目の1位獲得

オリコン 8月25日(木)4時0分配信

 先月19日に発表された『第155回芥川賞・直木賞(平成28年度上半期)』(日本文学振興会主催)で芥川龍之介賞に選出された村田沙耶香氏の『コンビニ人間』(文藝春秋 7月27日発売)が、週間3.7万部(累積17.1万部)を売り上げ、8/29付オリコン週間“本”ランキングの総合部門にあたるBOOK部門で1位を獲得。同作はこれで2週連続、通算3度目の1位を達成し、好調な売れ行きをキープしている。

【写真】『コンビニ人間』著者・村田沙耶香氏

 同書は、大学卒業後も就職せず、18年間コンビニのバイトを続けている36歳の未婚で彼氏いたことなしの女性・古倉恵子が主人公。マニュアル通り動くよう求められるコンビニでのアルバイトを通じて社会との接点を見出しながらも突きつけられる、普通の生き方からずれた人間を疎外する社会についてユーモラスに描いた作品。

 そのほか同部門では、少し“ざんねん”な生き物の生態にスポットを当てた『おもしろい!進化のふしぎざんねんないきもの事典』(高橋書店 5月21日発売)が、週間1.5万部(累積6.8万部)を売り上げ、、先週8/22付の21位から6位に急上昇。夏休みシーズンの児童・生徒たちのみならず、大人たちの反響も売り上げに追い風となっている。

 文庫部門では川原礫氏のライトノベル『ソードアート・オンライン18 アリシゼーション・ラスティング』(KADOKAWA 8月10日発売)が週間5.4万部(累積20.3万部)を売り上げ、先週付に続いて2週連続の1位を獲得。また、映画公開を目前に控えている『君の名は。』の原作で、同映画の監督も務める新海誠氏が自ら執筆した『小説 君の名は。』(KADOKAWA 6月18日発売)が、週間売上4.2万部(累積26.0万部)で先週付4位から再び順位を上げ、同作最高位タイの2位となった。

最終更新:8月25日(木)4時0分

オリコン