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備前焼徳利にウルトラマンと怪獣たち 岡山・備前の作家が誕生50年で制作

山陽新聞デジタル 8月24日(水)8時30分配信

 特撮番組「ウルトラマン」のテレビ放送開始50年を記念し、備前焼作家の延原勝志さん(55)=岡山県備前市=が、江戸時代に流行した色備前の技法で、初代ウルトラマンと人気怪獣を組み合わせた徳利(とっくり)を制作した。

 備前焼の伝統工芸士として活躍する延原さん。今春、萩焼や有田焼など各地の伝統工芸による記念品を企画した円谷プロダクションから依頼を受けた。当初は焼け色での表現を試みたが、よりくっきり絵柄が浮かぶ色備前を採用。素焼きした徳利(高さ12センチ、直径9センチ)に赤や黒の上絵の具で手描きし、焼き付けて完成させた。

 怪獣はゼットン、バルタン星人、レッドキングの3種類。必殺技スペシウム光線を発射するポーズを躍動的に表現したウルトラマンに対し、怪獣は影絵のように黒く浮かび上がり迫力満点。背景に鋭く走らせた緋襷(ひだすき)が稲妻を思わせ、対決ムードを盛り上げる。

 延原さんは「幼い頃、憧れたウルトラマンシリーズの雰囲気を再現させた。往年のファンに喜んでもらえたら」と話している。

 1種類につき15点限定。9月初旬からインターネットやイベント会場で1点1万6500円(税別)で販売する。問い合わせは成田商事(yuji@naritacorp.com)。

最終更新:8月24日(水)8時30分

山陽新聞デジタル