ここから本文です

三菱自問題 解雇・雇い止め107人 燃費不正、岡山県が調査

山陽新聞デジタル 8月24日(水)20時55分配信

 三菱自動車の燃費不正問題で、岡山県は24日、同社水島製作所(倉敷市)での軽自動車4車種の生産停止により、7月末までに県内の取引先12社が従業員計107人を解雇や雇い止めにしたとの調査結果を発表した。

 休業や他社への出向、教育訓練といった雇用調整を行った企業は46社に上った。8~12月も1社が解雇・雇い止め、19社が雇用調整を予定している。

 前年同期に比べて「売り上げが減った」と答えた企業は4~6月が71・9%、7月が66・9%となった。8~12月も6割超が減少を予想しており、水島製作所は7月4日に生産を再開したものの、地元取引先は厳しい経営状況が続いている。

 三菱自と日産自動車の資本業務提携による受注環境の変化への対応(複数回答)では、取引先開拓(20・8%)、生産性向上(18・5%)、従業員教育(14・0%)などが目立った。

 調査は8月初旬に290社を対象に行い、200社が回答。三菱自と取引があるとしたのは178社だった。

 伊原木隆太知事は24日の会見で「(水島製作所が)危惧していたよりも早く生産を再開したことは大きな一里塚だったが、解決には遠いと改めて感じた」と述べた。

 三菱自水島製作所では、燃費不正が発覚した4月20日から7月3日まで「eKワゴン」など不正対象4車種の生産を停止した。7月の軽自動車生産台数は5485台と前年同月から61・6%落ち込んだ。8月も5千台前後にとどまる見通し。

最終更新:8月24日(水)20時55分

山陽新聞デジタル