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レビュー:静寂の中にダイナミックな音楽が聴ける。BOSEワイヤレスヘッドホン

Stereo Sound ONLINE 8/24(水) 12:32配信

ノイキャンBTのハイグレードヘッドホン

 ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン、製品の特長として謳われていないとすれば、ハイレゾ対応くらいという“イマドキ“モデルが、ボーズ(BOSE)の最新機QuietComfort 35だ。もっとも同社はハイレゾに対してさほどの執着もないようで、数あるモデルのどれをとってもハイレゾ対応は謳われていない。とはいえ、サウンドの魅力はハイレゾばかりではなく、本機はそのことを見事に証明してくれる。先に催されたプレス向け試聴会の様子をお届けしたが、改めて試聴機で音を確認する機会を得たので、ここにご紹介しよう。

 まずノイズキャンセリング機能をチェック。ノイキャンをいち早く装備してきたボーズだけに、その効果は絶大、これまで以上に静寂の中で音楽を聴かせてくれる。もはや無響室内で聴いているかのような聴こえ方で、「史上最高性能のノイズキャンセリング」を謳うだけのことはある。個人的に同社のQuietComfort 2ユーザーでもあるので比較してみると、当然ながら35の方が圧倒的に優れている。ノイキャン機能はもちろんのこと、聴きやすさ、聴き応えとも35に軍配が上がる。

 サウンドバランスの面では、ボーズらしい豊かな量感を聴かせながら、以前に較べて中低域から最低域にわたる質感がナチュラルになった印象だ。この変化は積極的に音楽を聴く気にさせる。

上級プレーヤーとの組合せなら有線もGood

 試聴ではアップル(Apple)iPhone6とアステル&ケルン(Astell & Kern)AK380を使用して聴いた。

 まず、iPhoneを聴いて改めて思い知ったのだが、有線で接続した時の音が辛すぎたこと。U2のSongs of innocenceから「Song for Someone」を聴いてみたが、『これがボノの声?』と悲しくなってしまった。うかつにもつないで音を出してしまって、酷く後悔したのだ。ところが、ワイヤレスで聴くと、『そうそうエッジのギターはこんな感じ♪』と実に自然に聴くことができた。iPhoneユーザーの方は、ワイヤレスで聴くことをお勧めしたい。スマートホンやタブレットPCの場合、無線接続にはボーズの無料スマホアプリ「Bose Connect」を使用、本アプリの使用でワイヤレス接続時の最高パフォーマンスが発揮できるとしている。このほかにもNFC対応機器の場合は、QuietComfort35に近づけるだけでペアリングが完了できる。

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最終更新:8/24(水) 12:32

Stereo Sound ONLINE

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