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サッカーブラジル代表 9月の南米予選招集メンバー発表 金メダル獲得の五輪世代から4人が昇格

ニッケイ新聞 8/24(水) 8:05配信

20日に悲願の五輪男子サッカー優勝を果たしたのも束の間、来週9月1日にはもうW杯の南米予選がはじまる。それに伴い、22日に、1日のエクアドル戦から指揮を執るチッチ新監督が、出場23選手を発表した。

 メンバー選出には、五輪の影響が早くも出ている。フォワードには、ネイマール(バルセロナ)と前線で強力なカルテットを形成していたガビゴル(サントス)とガブリエル・ジェズス(パルメイラス)が選ばれた。また、大会中全6試合の失点をわずか1点にとどめたセンターバックのコンビ、マルキーニョス(PSG)とロドリゴ・カイオ(サンパウロ)、そして、大会直前に無名ながら選出されて話題を呼んだキーパーのウェーヴェルトン(アトレチコ・パラナエンセ)も、優勝を土産に初のセレソン入りを果たした。
 今回の選出には、ブラジルのサッカー・メディアで絶賛されている、ミカーレ五輪代表監督の采配の影響が早くも現れた。

 五輪では、ネイマール、ガビゴル、ジェズス、ルアンという4人のフォワードが超攻撃的な前線を築いた。そのうち3人が今回選ばれた格好となっている。ルアンのところには、フィリペ・コウチーニョ(リバプール)やルーカス・リマ(サントス)が入ることが考えられる。またガビゴルの位置に、ウィリアン(チェルシー)かジュリアーノ(ゼニト)が入る可能性もある。
 さらに五輪中は通常の攻撃的ミッドフィールダーから若干下がり目のポジションであるボランチを務めたレナト・アウグスト(北京国安)が、9月の試合でも同じ役を担う可能性がある。
 そのことは前監督のドゥンガ体制までは必ず本職のボランチが4人選ばれていたのに、今回は3人しか選ばれていないことからも伺える。とりわけ、攻撃参加型の第2ボランチはパウリーニョ(広州恒大)しか呼ばれていない。

 この守備体系を保つには強力な守備型の第1ボランチが必要だが、五輪でワラシ(グレミオ)がつとめたポジションには、昨シーズンのレアル・マドリッドの欧州チャンピオンズ・リーグ制覇に貢献したカゼミーロが入る。
 また、レアル・マドリッドで良い働きを見せながら、ドゥンガ前監督の構想から外れていた左サイドバックのマルセロが、レアル・マドリッドでもポジションの近いカゼミーロと、息のあったプレーを見せてくれそうだ。右サイドバックにはドゥンガ政権末期から出場しているダニエル・アウヴェス(ユベントス)が予想されるが、チッチ監督のコリンチャンス時代からの愛弟子ファギネル抜擢の可能性もある。

 キーパーは順当に行けばアリソン(ASローマ)が有力だが、ミカーレ五輪監督が提唱した「キーパーも積極的に前に出て蹴る守備」を実践したウェーヴェルトンにもチャンスはあるかもしれない。

最終更新:8/24(水) 8:05

ニッケイ新聞

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