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海路を利用し見学も 横浜工場に桟橋完成キリンビール

カナロコ by 神奈川新聞 8月24日(水)8時3分配信

 キリンビール横浜工場(横浜市鶴見区)で建設を進めていた桟橋がこのほど完成し23日、工場見学客を乗せた観光船が初めて着岸した。今年は工場が現在地に移転してから90周年の節目で、10月には工場内の見学コースがリニューアルする。担当者は「横浜工場の価値を一層向上させたい」と話している。

 工場横の入江川護岸に設置された通称「キリン桟橋」は長さ20メートル、幅3・5メートル、水面からの高さ0・9メートル。同市中区の山下公園やみなとみらい21(MM21)地区などを発着拠点として活用する観光船事業者と連携し、各桟橋とキリン桟橋間を船で結ぶ。旅行代理店やホテルとタイアップした工場見学ツアーも想定している。

 これまでの工場への交通手段は、京急線生麦駅やJR新子安駅から徒歩かチャーターバスを利用するのが主で、「横浜の最大の魅力」である海からのアクセス実現は工場の長年の希望だった。水上交通の活性化に取り組む横浜市などと1年前から具体的な検討を進め、整備にこぎ着けたという。

 31日までは1日1便ほど、10月1日~12月25日は週3日、各日2便程度運航する予定。9月は工場のリニューアル工事に伴い見学を休止するため、レストラン利用者などに向けチャーター便を運航する。担当者は「将来的には定期運航を実現させたい」と話している。

 23日、キリン桟橋で開かれた完成式で勝間田達広工場長は「横浜港の交通拠点の一つとなり、たくさんのお客さんでにぎわう場になってほしい」と期待を寄せていた。

最終更新:8月24日(水)8時3分

カナロコ by 神奈川新聞