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同じ「西原」出会えば“きょうだい” 熊本の子励ます沖縄流おもてなし

沖縄タイムス 8月24日(水)6時0分配信

 【西原】熊本地震で被災した子どもたちを元気にしようと、沖縄県西原町商工会青年部が8日~10日の日程で、熊本県西原村の児童15人を沖縄に招待した。「西原」という同じ町村名で15年前に交流があったことから、被災した同村の子どもたちの笑顔を取り戻したいと企画した。

 初日は、西原きらきらビーチで海水浴。海のない西原村の子どもたちはほとんどが初体験で、内村勝虎君(10)は「バナナボートは落ちそうになったけど楽しかった」と笑顔。妹の雪乃さん(8)は「プールと違って海水は辛い」と苦笑いした。

 泳いだ後は西原町から参加した児童らとバーベキューやスイカ割りをして交流。始めは緊張していた子どもたちも徐々に笑顔に。民泊を受け入れた坂田小6年生の知念武玖君(12)は「家ではトランプや枕なげで遊びたい」とうれしそうに話した。参加した柿本匠君(12)は5人家族。築3年の家が被災した。「危険宅地になって家にはもう住めない。今はアパートで暮らしている」と状況を説明した。

 2日目は、小那覇子ども会がエイサーを披露。同子ども会からパーランクーをプレゼントされ、一緒に「唐船ドーイ」の曲に合わせてパーランクーをたたき、沖縄の伝統芸能を体験した。

 引率した松永磨さんは「想像をはるかに超えるおもてなしの数々と、和気あいあいとした姿に込み上げてくるものがあった。これから復興に向けて進むが、下を向いた時は西原町の皆さんから掛けてもらった『いちゃりばちょーでー』の言葉を糧に頑張っていきたい」と感謝した。(玉那覇隆子通信員)

最終更新:8月24日(水)10時40分

沖縄タイムス