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沖縄教員採用試験 旺文社問題集から“丸写し”状態 1冊から18問中13問

沖縄タイムス 8月24日(水)16時0分配信

 沖縄県教育委員会が実施する公立学校教員候補者選考試験で、中学校と高校の英語教員向けのリスニング問題が、市販されている1冊の問題集の内容と酷似していることが23日分かった。昨年の試験では少なくとも18問中13問、今年の試験では18問中8問が該当する。一言一句、同じ内容の出題も多い。市販本の内容を試験問題に引用しても著作権法上の問題はないが、一部の受験生の間ではこの問題集から集中して出題されることが広まっており、試験の公平性が問われそうだ。(社会部・鈴木実、嘉数よしの)

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 市販の問題集は、旺文社の「英検1級リスニング問題150」。

 昨年の試験でこの問題集を参考にしたとみられるのは、男女2人の会話を聴いて4択で答える問6、7、8、9のほか、一つの英文を聴いて関連する3問に答える問10~12、問13~15、問16~18。

 会話や質問文まで全く同一の問題が複数あるほか、一部を言い換えたり省略したりしただけで、ほぼそのまま使っている問題もある。今年の試験でも、人の名前や固有名詞だけを修正した問題が目立つ。

 昨年の英語の試験の合格者は、中学が受験者217人中19人。高校は123人中5人で、いずれも狭き門になっている。

 県教委によると、選考試験の問題は複数の県職員や教員で担当しているという。

 同じ問題集からの出題が集中していることについて、県教委学校人事課は「まず事実関係を確認したい」としている。

 文部科学省職員課は「選考試験は公平公正が大原則」としつつ、「試験問題は各教育委員会が作成しており、仮に法令違反がなければ、個別具体的な内容についてコメントする立場にない」としている。

 今年の教員採用試験を巡っては、問題用紙の配布ミスで「中学理科」の受験者全員が1次試験合格となる不手際も起きている。

最終更新:8月24日(水)18時5分

沖縄タイムス