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「豊年踊り」50年の記念誌 富山・山田赤目谷

北日本新聞 8月24日(水)22時11分配信

 富山市山田赤目谷の「赤目谷豊年踊り」が27日、50周年を迎える。節目を記念し、住民有志は記念誌を発行した。中心になって編集した山岸清志さん(69)は「住民の皆さんの協力で形にできた。今年の豊年踊りでは、多くの人に来てもらいたい」と意気込んでいる。

 富山市山田赤目谷は、牛岳温泉スキー場の麓にある集落。1955年から65年頃に、若者の村離れなどで、祭りといった地域の行事が衰退していった。赤目谷豊年踊りは、地域活性化を目的に、67年に始まった。地元の牛獄神社で行われ、唄や拍子木、囃子(はやし)に合わせて「やんさ」と「かわさき」の踊りが繰り広げられる。1年に1度、住民や出身者らが集まり、親睦を深める機会になっている。

 記念誌はA4判で200部作った。豊年踊りが開かれるまでの経緯や、住民の交流の様子などを写真付きで紹介している。

 27日の豊年踊りに訪れた人に、同市山田地域特産の啓翁(けいおう)桜の枝で作った靴べらと一緒に無料で配布する。

 山岸さんと、総代の村上伸治さん(78)は「50周年以降も、豊年踊りをずっと続けていきたい」と話している。

 豊年踊りは午後7時半から、同市山田赤目谷の牛獄神社で行われる。(八尾・婦中支局長 正橋悠)

北日本新聞社

最終更新:8月24日(水)22時11分

北日本新聞