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キリコ乱舞、若者も魅了 輪島大祭2日目にぎやか、初の学生モニターツアー

北國新聞社 8/24(水) 3:16配信

 輪島大祭2日目となる重蔵神社大祭は23日、輪島市河井町で行われ、キリコ21基が市街地をにぎやかに練り歩いた。市は若い世代の祭りファンを増やそうと、県内大学生を対象としたモニターツアーを初めて実施したほか、早大の学生もキリコを担ぎ、文化庁の「日本遺産」に認定されたキリコの灯を消さない心意気を示した。

 午後8時ごろ、各町会のキリコが次々と境内に集まり、笛や太鼓の音色が鳴り響く中、男衆が気勢を上げ、神前で乱舞した。その後、奴提灯(やっこちょうちん)を先頭に神輿(みこし)とともに境内を出発し、男衆が「ヤッセー、ヤッセー」と声を合わせ、マリンタウンへ進んだ。

 見せ場である松明(たいまつ)神事では、火が放たれた松明が倒れると、若衆が威勢よく先端の御幣を奪い合い、観衆を沸かせた。

 市のモニターツアーには、金大と北陸大から留学生11人を含む学生16人が参加した。見るだけでなく参加することで、祭りの熱気を肌で感じてもらおうと企画された。SNSなどを通じて祭りの魅力発信にも一役買ってもらい、観光誘客につなげる。

 参加者は24日まで滞在し、朝市や白米(しろよね)千枚田など市内観光地を巡る。市は来年以降も継続してツアーを実施する考えだ。

 2013年から毎年、重蔵神社大祭に参加している早大の学生10人もキリコを担いだり、太鼓をたたいたりした。学生はキリコの運搬など準備から携わり、地元住民と親睦を深めた。

 輪島大祭は24日、鳳至町の住吉神社に舞台を移す。

北國新聞社

最終更新:8/24(水) 3:16

北國新聞社