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約3割の欧州企業、英銀との取引縮小を計画-調査

Bloomberg 8月24日(水)2時56分配信

英国の欧州連合(EU)離脱選択を受け、欧州企業の4分の1以上が英銀との取引縮小を計画していることが、金融サービスコンサルティング会社グリニッジ・アソシエーツの調べで分かった。

同社が23日に明らかにした調査では、英銀との取引縮小を計画している欧州大陸の企業は28%に上り、20%はグローバルな銀行に取引先を移すと回答した。一方、英企業のうち国内金融機関との取引増加を見込んだのは約8%にとどまった。この調査には欧州企業、英企業合わせて63社から回答があったという。

企業にとって大きな懸念は、ロンドンを拠点とする銀行がEU域内で自由に商品やサービスを提供する「パスポート制度」の権利を維持できるかだ。128社から回答があったと言うパスポート制度をめぐる質問に対しては、欧州大陸企業の半数以上が英銀はパスポート制度の権利を失うと予想。英企業で同様の展開を見込んでいるのは37%だった。

グリニッジはリポートで「これが正しければ、欧州の金融拠点の勢力図に強く影響し、企業側に一段の行動を促すことになるだろう」と指摘した。

また欧州大陸企業の45%、英企業の30%が英EU離脱は長期的にマイナス、または極めて大きいマイナスの経済的影響をもたらすと予測した。英企業のほぼ半数は金利や為替に対するヘッジ戦略を再検討したことも明らかにした。

原題:EU Companies to Move Away From U.K. Banks on Brexit, Survey Says(抜粋)

Gavin Finch

最終更新:8月24日(水)2時56分

Bloomberg