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日中韓外相:SLBM発射で北朝鮮に挑発行動自制求める-岸田外相

Bloomberg 8月24日(水)7時59分配信

日中韓外相会談が24日午前、都内で開かれた。岸田文雄外相は終了後の共同記者発表で、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射を受けて、挑発行動の自制などを求めていくことで一致したことを明らかにした。

会談には中国の王毅外相、韓国の尹炳世外相が出席した。岸田外相によると、北朝鮮に対して日中韓の3カ国が国連安保理を含む国際社会の取り組みを主導し、安保理決議の順守を強く求めていくことなども確認した。中国の王毅外相は共同記者発表で、朝鮮半島の緊張を高める動きには反対する立場を示し、北朝鮮問題は対話を通じて解決すべきだと語った。

岸田外相によると、日本が議長を務める日中韓サミットの年内開催に向けて協力することでも一致。このほか防災、環境、青少年交流、日中韓FTAを含む経済などの分野の取り組みを推進していく意思をあらためて確認した。また北朝鮮による日本人拉致問題の解決について岸田外相が理解を協力を求めた。テロ対策についても意見交換したという。

3カ国外相会談は昨年3月以来で今回が8回目で、習近平体制発足後、中国外相の訪日は初めて。午後には日中、日韓の2カ国会談も予定されている。

菅義偉官房長官は23日の記者会見で、中国公船が尖閣諸島周辺の日本領海への侵入を繰り返していることについて取り上げる予定かとの質問に、「2国間の懸案については2国間の会談でしかるべく取り上げるというふうに考えている」と語った。

共同通信によると、岸田外相は23日夜、日中韓外相による夕食会後、中国の王外相と非公式に約1時間意見交換したという。

Takashi Hirokawa

最終更新:8月24日(水)15時0分

Bloomberg