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フランク・オーシャン、すでにデフ・ジャムを離れていたことが明らかに

bmr.jp 8月25日(木)21時10分配信

フランク・オーシャン、すでにデフ・ジャムを離れていたことが明らかに

フランク・オーシャン、すでにデフ・ジャムを離れていたことが明らかに

先日ついに、長らく待たれていた新作をリリースし、大きな反響を呼んでいるR&B界の新星フランク・オーシャンだが、この新作リリース前にDef Jam Recordingsとの契約を終了し、新作は自主レーベルからの発売だったことが明らかになった。

2010年にDef Jamとのメジャー契約を手にしたフランク・オーシャンは、2012年に発表したメジャー・デビュー・アルバム『channel ORANGE』がさまざまなメディアで「2012年のベスト・アルバム」に選ばれ、2013年のグラミー賞では最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞など2部門を授賞するなど大絶賛。これに続く新作は、2013年2月の時点ですでに制作に取りかかっていることが明らかになっていたものの、正式なアナウンスは一切ないまま、3年以上の月日を経て今月、予告なく発表された。

フランク・オーシャンはまず、米時間で今月18日夜、およそ46分の映像として『Endless』と題した「ビジュアル・アルバム」をApple Musicで独占公開。これに続いて米時間で20日午後、正式なニュー・アルバムとなる『blonde』がiTunes Store/Apple Musicで独占リリースされた。特に後者は、過去に共演・楽曲提供したビヨンセがバックコーラスを務めているほか、、アンドレ3000、ケンドリック・ラマー、ファレル・ウィリアムス、カニエ・ウェストといった豪華アーティストが集結したことも話題になったが、アデルがコンサート中に褒めちぎるなど多くのスターたちもその内容を称賛。長年待たされただけの作品だと高く評価されている。

来週の全米チャートで初登場1位も確実視されている『blonde』だが、発売元がBoys Don't Cryと記されていたことから、Def Jamとの契約が終了したようだと話題になっている。PitchforkやForbes誌などのメディアは、関係者筋の情報として、すでにDef Jamを離れており、『blonde』は自主レーベル Boys Don't Cryからのインディペンデント・リリースになったと報じた。また米Billboard誌は、同様に関係者筋の情報として、先に発表されたビジュアル・アルバム『Endless』は、Def Jamとの契約を消化するためにリリースされたものであり、また、この新作レコーディングのためにDef Jamは200万ドル(およそ2億円)近くを投じたが、フランク・オーシャン側はAppleとの契約金を使ってDef Jamから音源の権利を買い取ったため、インディで発売することができたと報じている。

なお、この新作『blonde』リリースと同時に、自費出版誌のZINE(ジン)の形で雑誌「Boys Don’t Cry」を発表。ニューヨーク、シカゴ、英ロンドンの4都市で1日だけ無料配布されたこのZINEには、デジタル配信版とは収録内容・曲数が異なる『blonde』が収録されていることもあり、早くもオークション・サイトでは10万円以上の高値が付く事態に。こうした状況を受けて、フランク・オーシャンの母親は「そんなバカげた値段で買うのはやめなさい。ちょっとだけ待つのよ……」と意味深なコメントをTwitterに残しており、何らかの形で正規に手に入れやすくなる可能性を示唆した。ちなみに、このZINE同梱版には、リード曲としてミュージック・ビデオが公開されている“Nikes”が、日本のラッパーであるKOHHが参加したエクステンデッド・バージョンになっていることも話題になっている。

最終更新:8月25日(木)21時10分

bmr.jp