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ヴァイオリニストの天満敦子、無言館で録音した新作アルバムをリリース

CDジャーナル 8月25日(木)17時10分配信

 ヴァイオリニストの天満敦子が、「無言館で“旦那さん(=使用のヴァイオリン / 1735年製のストラディヴァリウス)”の音を録音しておきたい」という思いから制作された新作アルバム『天満敦子 in 無言館』(KICC-1275 2,778円 + 税)を8月24日(水)にリリース。192kHz / 24bitで録音され、ハイレゾ配信も実施されます。

 無言館は、作家の窪島誠一郎が1997年、長野県上田市に開館した戦没画学生慰霊美術館。大戦によって画家への夢を断たれた戦没画学生百余名のおよそ700点におよぶ遺作、遺品が展示されています。建物は上から見ると十字架をかたどった何の飾りもないコンクリート造りで、ヨーロッパの古い教会や修道院を思わせる雰囲気です。センター部分は天井高10メートルにもおよぶ構造となっており、残響時間は3~4秒にもおよぶ、至高の音響空間といってもいい場所です。

 本企画は、ここで1999年以来毎年9月に無伴奏コンサートを行なっている天満がこの無言館の音響の良さに感激し、提案して実現したもの。天満にとっては、キングレコードで13枚目となるアルバムです。出会って来年で30年を迎える“旦那さん”のために最高の場所で録音しておきたいと願う、天満の熱い思いが込められています。

 収録曲はファンからリクエストの多い「鳥の歌」をはじめ、和田 薫が天満のために書き下ろした「譚歌五色(たんかごしき)」全曲、「知床旅情」「花は咲く」といったおなじみの曲から、定番「望郷のバラード」まで、全14曲。“平和への祈り”“心の癒しと浄化”“生きる歓び”といったテーマを謳いあげています。

最終更新:8月25日(木)17時10分

CDジャーナル