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李相日「怒り」がトロント国際映画祭とサンセバスチャン国際映画祭に

映画ナタリー 8月25日(木)4時0分配信

李相日監督作「怒り」が、第41回トロント国際映画祭スペシャルプレゼンテーション部門と第64回サンセバスチャン国際映画祭コンペティション部門に出品されることが決定した。

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吉田修一の同名小説を原作とする「怒り」は、ある殺人事件の容疑者として浮上した3人の男たちを中心に、彼らを取り巻く人々が信用と疑惑の間で揺れるさまを、千葉、東京、沖縄を舞台に描いた群像劇。渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡らが出演している。

トロント国際映画祭では、現地時間9月10日に行われるプレミア上映に渡辺、宮崎、李が参加。サンセバスチャン国際映画祭では、現地時間9月23日のプレミア上映と翌24日に行われるクロージングセレモニーに渡辺と李が出席する。

渡辺は「この作品に含まれている人間の本質的な痛みや悩みみたいなものは洋の東西問わないと思うので、海外の方々へどれだけ深く刺さるか、どういうリアクションがかえってくるか、興味深いです」とコメント。宮崎は「『すごい映画が出来ました』と自信を持って言える作品なので、その気持ちを伝えて、たくさんの人に観ていただけるように頑張りたいなと思います」と述べた。

なお映像配信サービスGYAO!にて、「怒り」の特集ページが8月25日14時よりスタート。3つの舞台をテーマにした特別映像と、各舞台のメインキャストとなる俳優の特別インタビュー映像を、映画公開までの3週にわたって配信する。

「怒り」は9月17日より全国でロードショー。

渡辺謙 コメント
僕が日本で出演した作品をアメリカで紹介したいとアメリカのパブリシストに言うと「トロント国際映画祭へ出品しろ」と言われるくらい北米最大の映画祭です。この作品に含まれている人間の本質的な痛みや悩みみたいなものは洋の東西問わないと思うので、海外の方々へどれだけ深く刺さるか、どういうリアクションがかえってくるか、興味深いです。また、ヨーロッパの方は日本に近い感覚を持っていらっしゃるお客様が多いので、また北米とは違うリアクションがあるのではないかと、とても楽しみにしています。オリンピックでもたくさんの種目があるように、日本の映画もいろいろなタイプの映画があります。今、本当に誇れる映画が出来たなという気がしています。ちゃんと日本でこういう映画をつくりました、という誇りを持って、日本代表として行きたいと思います。

宮崎あおい コメント
この作品で李監督と渡辺さんと一緒に映画祭に行けるというのは、本当に嬉しいです。「すごい映画が出来ました」と自信を持って言える作品なので、その気持ちを伝えて、たくさんの人に観ていただけるように頑張りたいなと思います。とても緊張していますが、「怒り」を観た海外の方々の反応を楽しみにして行きたいと思います。そしてトロントは10年以上前ですが、ホームステイをした場所でもあるので、このようなかたちでトロントに行けることも嬉しいです。

※宮崎あおいの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記



(c)2016 映画「怒り」製作委員会

最終更新:8月25日(木)4時0分

映画ナタリー