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広島ついに25年ぶりM20点灯 リーグ最速70勝!最短Vは9・6

デイリースポーツ 8月25日(木)6時2分配信

 「巨人3-7広島」(24日、東京ドーム)

 待望のマジック「20」が初点灯した。広島がマジックを点灯させるのはリーグ優勝した1991年以来、25年ぶりだ。試合は2点を先行されたが、1-2の六回に巨人のエース、菅野を攻略。5安打を集中して4点を奪い、今季両リーグトップの37度目の逆転勝利を挙げた。この勝利でリーグ最速となる70勝に到達。残りは26試合。悲願の頂点は目前じゃ!

 敗戦を悟った巨人ファンが足早に帰路へ向かった。左翼席では割れんばかりの歓声で、得点テーマ曲「宮島さん」の大合唱。8月24日、巨人戦。四半世紀ぶりに広島にマジックナンバーがともった。今季を象徴する接戦を勝ち切る野球、37度目の逆転勝利で決めた。

 「ジャイアンツのエースにね。六回の集中打は見事だった。昨日の悔しさを晴らしてくれたね。その姿は本当に頼もしく映ったよ」

 試合後、緒方監督は一言一言を紡ぐように絞り出した。死力を尽くした大勝。六回だ。先頭の福井が右中間を破る二塁打で出塁した。直前の五回の守りでは右膝に打球を受けながら志願の続投。「気迫が乗り移ったようだ」と石井打撃コーチが話すように、続く田中は気落ちした菅野の初球、外寄りのツーシームを強引に引っ張った。

 今季のテーマは「つなぐ野球」。田中は「右方向を意識した」と振り返る。進塁打に徹した打球は右翼・長野の頭上を越えた。福井が一気に生還して同点。さらに1死三塁から丸の適時二塁打で勝ち越し、松山が左前打で続き、2死後に鈴木も適時二塁打を放った。

 この回一挙4得点。中盤、球速が落ちた相手エースをKOした。丸がナインの総意を代弁する。「覇気を込めて振りました。昨日嫌な負け方をしたんで。踏み込んで打つことができた」。回の先頭打者は「勇気を与える」-が合言葉。福井の気迫を野手全員で紡ぎ、途中出場の新井は「ナイスゲーム、最高のゲーム」と目を細めた。

 緒方監督がキャンプから求めたのは「競り勝つ野球」。強い気持ちを出せるか、だ。リオ五輪で戦う日本選手に、「本当に感動した」と、思いは一層強くなった。卓球にレスリング、バトミントン。土壇場での逆転劇に、自軍の戦いを重ねた。

 「いかに力を発揮できるか。つくづく思う。気持ちの勝負をしている訳じゃない。誰もが持っている。いかにそれを発揮できるか」

 接戦で魅せた集中打で、結果的には大勝した。1991年以来、25年ぶりの優勝へのマジック「20」が点灯。ついにカウントダウンが始まる。「われわれは最後の最後まで143試合目まで、自分たちの野球で戦い抜くだけ」と指揮官。節目の勝利にも表情は緩まない。さあ、残り26試合。逆転の広島は一丸で、一戦必勝で戦う。

最終更新:8月25日(木)7時29分

デイリースポーツ

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。