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巨匠ペドロ・アルモドバルがつむぐ母と娘の物語「ジュリエッタ」特報公開

映画.com 8月25日(木)8時0分配信

 [映画.com ニュース] スペインを代表する巨匠ペドロ・アルモドバル監督の最新作「ジュリエッタ」の特報が公開された。あわせて、新進女優アドリアーナ・ウガルテ(テレビシリーズ「情熱のシーラ」)演じる、“過去”の主人公の憂いを秘めた表情を収めた劇中カットがお披露目された。

 思いがけない運命や偶然に翻ろうされる主人公の姿を通し、人間の愛おしさや切なさを描いてきたアルモドバル監督が、「オール・アバウト・マイ・マザー」「ボルベール 帰郷」に続き、母と娘の関係をつづる。カナダのノーベル賞作家アリス・マンロー氏が2004年に発表した短編集「Runaway」所収の独立したストーリー3編を、アルモドバル監督自身がひと続きの物語として脚本にした。

 魅惑的で陶酔感漂う映像世界が垣間見える特報映像では、ベテラン女優エマ・スアレス演じる“現在”のジュリエッタが、12年前に理由も告げず姿を消したひとり娘アンティアへ思いを募らせる様子が描かれる。12年に93歳で死去した伝説的なメキシコ人歌手チャベーラ・バルガスが歌いあげる「Si no te vas(あなたが去らないなら)」が、心の奥底に封印していた過去と向き合い、今どこにいるかもわからない娘に宛て手紙をしたためる主人公の熱情を引き立てている。

 運命に翻ろうされた母と娘の物語で、主人公ジュリエッタ役を2人1役で演じたスアレスとウガルテを、「ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ビクトリア・アブリル、マリサ・パレデス、セシリア・ロスといった私の女神たちと肩を並べる存在になった」とアルモドバル監督は絶賛する。長年アルモドバル作品を支えてきたアンチョン・ゴメスが美術を担当し、ウッディ・アレン監督作「ミッドナイト・イン・パリ」や「マジック・イン・ムーンライト」の衣装デザイナー、ソニア・グランデが衣装を手がけた。

 「ジュリエッタ」は、11月5日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。

最終更新:8月25日(木)8時0分

映画.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。