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(論壇時評)天皇と「公務」 「お言葉」を受け、考える 歴史社会学者・小熊英二

朝日新聞デジタル 8月25日(木)7時30分配信 (有料記事)

 8月8日、天皇の「お言葉」が放送された〈1〉。私は公務の重さの訴えと「自粛」の混乱を避けたいという配慮を聞き、退位の希望を尊重すべきと思った。
 しかし私は、違和感も持った。なぜそうした希望や配慮が、ビデオメッセージで放送されなければならないのか。
 すでに7月、宮内庁関係者からの情報として、生前退位の意向が報道された。明治天皇の玄孫(やしゃご)である竹田恒泰は、「本来このような形で公にしてはいけないことであった」と述べている〈2〉。
 竹田によれば、「陛下の側に侍(はべ)る者が、陛下のお考えを外部に漏洩(ろうえい)することは、国家公務員法に抵触するおそれがあり、天皇の政治利用の誹(そし)りを免れない」。……本文:4,887文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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朝日新聞社

最終更新:8月25日(木)7時30分

朝日新聞デジタル