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首位発進・平本穏が陥っていた“ネット動画の罠”

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 8月25日(木)20時13分配信

国内男子ツアー「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」初日。石川遼、太田直己ら8人が6アンダー首位に並ぶ混戦のリーダーボードトップに、出場11試合で予選通過はわずか2試合と今季は不調のどん底にいた平本穏(ひらもと・やすき)が飛びこんだ。

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2014年、15年と2年連続でシードを確保しているが、いずれも賞金ランク68位、71位と後半戦の出場権がない準シード止まり。今季はフルシーズンで出場できる同60位以内を目指すべく、このオフはインターネットに数多くアップロードされている米国PGAツアー選手のショット動画を見て、手本にしようと試みた。

スマートフォンで練習場にも持ち込めるため、すぐに試せて便利そうだが…。これが仇になった。「技術が伴っていないのに、脳ミソばかりが先走ってしまった」。完璧を求めすぎて、細かなミスを消化しきれず、技術の吸収にまでは至らない日々。「出来ないことをやろうとして、腹を立てて終わる」と、予選落ちが続く悪循環の原因となった。

「ヘタなことを受けいれる」。この1カ月半のオープンウィークは、自分の足元を見つめ直すいい機会になったという。この日は8バーディ(2ボギー)を量産したが、気持ちは常に謙虚。心を波立たせることなく18ホールを完走し、「しょせん平本だから。そんな気持ちで」と笑って振り返った。

等身大の自分でプレーできた時、見る側から見られる側へと立場が変わるかもしれない。(福岡県糸島市/塚田達也)

最終更新:8月25日(木)20時13分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)