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『シン・ゴジラ』あの名シーンは台本になかった!松尾諭、長谷川博己との秘蔵エピソード

シネマトゥデイ 8月25日(木)18時40分配信

 24日、「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明が総監督・脚本を務めた映画『シン・ゴジラ』の「女性限定鑑賞会議」が行われ、同作に出演する市川実日子、塚本晋也、松尾諭、片桐はいりが舞台あいさつに登場、撮影中の秘蔵エピソードを明かした。

【写真】『シン・ゴジラ』俳優が劇中衣装で登場!

 市川ふんする尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課長補佐)をはじめ、塚本が演じる間邦夫(国立城北大学大学院生物圏科学研究科准教授)、松尾が演じる泉修一(保守第一党政調副会長)、さらにワンカットのみの登場となるベテラン職員の“おばちゃん”役の片桐ら、人気キャラクターが登壇。劇中衣装で登壇した出演者たちの姿に、観客は大興奮。大声援を受けた松尾は、「まずは君たちが落ち着け!」と呼び掛けるとそのまま客席に降り立ち、劇場をさらなる熱狂の渦に巻き込んだ。

 このセリフは、ゴジラの脅威を前に激高する内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)を、松尾ふんする泉が「まずは君が落ち着け!」と諭してペットボトルを手渡すシーンが元ネタ。この日の上映では、このシーンが流れると多くの観客が持参したペットボトルの水を取り出すなど、ファンの間でも名シーンとして知られている。

 舞台あいさつで松尾は、この場面について「ペットボトルを渡すところは台本にはなかったんですよ。矢口があれだけ怒るシーンもなかった」と明かすと、客席からは驚きの声が。さらに「差し込みっていって、当日に紙をもらったらそこに、『ペットボトルを差し出す』と書いてあった。ただ、怒っている人に差し出すってどうすればいいのかなって思って」と続けた松尾は「そこで僕が最初にしたのが、水を取って矢口に投げるという行動(笑)。でも長谷川くんはそれを全然見ていなくて、(体に)ボンっと当たっちゃって余計に怒るっていうシーンになって、それが一番印象に残っていますね」と明かし劇場を爆笑に包んだ。

 一方の市川は、膨大なセリフ量の演技について「みんなが早口で意味わかんないこと言っていて。ものすごい緊張感があった」と振り返ると、松尾は「最初の撮影のとき、長谷川博己っていう俳優に『早口で話さないとカットされるよ』って言われました。現場でそういううわさが広まっていたって話があるらしいですが、その出所は長谷川博己です」と明かして笑いを誘っていた。(編集部・入倉功一)

最終更新:8月25日(木)18時40分

シネマトゥデイ