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年間0.64ミリシーベルトに低下 伊達の比較的高い地域

福島民報 8/25(木) 10:19配信

 福島県伊達市は24日、平成27年7月から1年間にわたり測定した市民9736人の外部被ばく線量の実測値を発表した。空間放射線量が比較的高い地域(Aエリア)の年間追加被ばく線量の平均値は0.64ミリシーベルトで前年の0.82ミリシーベルトから0.18ミリシーベルト減少した。市全体で年間1ミリシーベルト未満だった人数の割合は前年比7・3ポイント増の91.6%に上昇した。
 検査は市内全ての15歳までの子どもと妊婦をはじめ、Aエリアの全住民、Aエリアに隣接するBエリアとそれ以外のCエリアについては市側が抽出した住民と検査を希望した人を対象とした。対象人数は約1万3000人で、このうち9736人からバッジ式積算線量計を回収した。
 各エリアの実測値と市全体で年間1ミリシーベルト未満だった人数の割合の推移は、特定避難勧奨地点に指定されていた地域を含むAエリアは、年間追加被ばく線量の平均は昨年が0.82ミリシーベルト、2年前が1.00ミリシーベルト、3年前が1.59ミリシーベルトだった。B、Cエリアも数値が低下した。
 1ミリシーベルト未満の人数は昨年が84.3%、2年前が73.9%、3年前が66.3%だった。
 仁志田昇司市長は結果について、「空間放射線量の自然減や除染の効果が表れている」と評価した。市は今後も調査を続ける。

福島民報社

最終更新:8/25(木) 12:34

福島民報